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04月
13

[フリーダム] ブログ村キーワード:ペットボトル栽培、キュウリ

本ブログをご覧頂きありがとうございます。

少しの時間だけ、キュウリ栽培に関するお話にお付き合い下さい。

 

毎年この時期になりますと、オレ様のことをよくご存じの方は

お気付きになられていると思う、あの栽培を始めます。

 

あの栽培とは言うまでもなく「キュウリ」栽培なのですが、

今年はオレ様がペットボトル栽培を始めて10年目ということもあり、

アニバーサリー的なことよりは原点回帰する方にこだわりたいと思い、

因縁ともいうべき'フリーダム'という一般サイズの「キュウリ」を育てます。

 

'フリーダム'は過去に2回育てたことがあるのですが、いずれも満足できる

ような栽培は行うことができず、一株から3株しか収穫できなかったという、

オレ様が育ててきた「キュウリ」栽培の中で最も相性の悪い品種でした。

 

とは言え、'フリーダム'を育てたときはまだペットボトルにおける

「キュウリ」栽培が技術的に未熟で確立したものではなかったため、

過去のことはあまり参考にはならないと考えています。

 

だからこそ、いまやキュウリ栽培の伝道師となったオレ様は華麗なる

テクニックを駆使して'フリーダム'をペットボトルで育て上げる自信が

あるからこそ、今回、因縁のある'フリーダム'を育てることにしたのです。

 

普通に考えて、ペットボトルで「キュウリ」を育てようと考える方が

馬鹿げているのですが、それをオレ様はゴッドハンドを使って育て上げようと

しているのですから、皆様はその様子をしっかりと見届けて頂きたいと思います。

 

それでは、今年の「キュウリ」栽培の開幕じゃぁ!!

 

 

★品種選び★

「キュウリ」は肥料喰いの野菜と言われますので、

ペットボトルで育てる場合には適した品種を選ぶ必要があります。

 

「キュウリ」などのウリ科の野菜には各節に雌花がつき、

実になるタイプのことを'節なり型'と呼んでいます。

 

この節なり型には大きく分けて4つのタイプがあり、

ペットボトルで「キュウリ」を育てる場合には栽培管理のしやすさから

蔓が横に広がらずに親ヅルの各節に実を着けやすい節なり性親ヅル型

品種が適しています。

 

しかしながら、ペットボトルで「キュウリ」を育てる場合には

土の栄養分のことも考慮する必要があり、できるだけ株全体の負担が

かからないようにするため、長さ10(cm)程度の実を着けるミニ種

選ぶのがよいとされています。

 

本来ならミニ品種の「キュウリ」を育てたいところなのですが、

今回は因縁の'フリーダム'という一般サイズの「キュウリ」を育てますので、

株には相当な負担が掛かるものと思われます。

 

一応、'フリーダム'について調べてみたところ、この品種はイボのない表面が

濃緑色でつややかで、歯切れがよく、みずみずしさと爽やかな甘みがあることで

人気のある品種で、偶然にも節なり性親ヅル型というペットボトル栽培に

適した品種だったのです。

 

なんとも、色々な意味で因縁深い品種と言える「キュウリ」ですが、

今回はサカタのタネ社が販売している'フリーダム'という品種を使い、

生長する様子をお伝えしていきたいと思います。

ペトさい(フリーダム)01

 

 

★播種時期と発芽日数★

品種による多少の誤差はありますが、

「キュウリ」の播種時期と発芽日数は以下のようになります。

 

播種時期:3月下旬~7月下旬

発芽日数:播種後4~6日

発芽率:90%

発芽適温(地温)2530

 

※ 上記のデータはいずれも中間地(温暖地)によるものです。

 

 

★使用する土★

「キュウリ」を育てる際に使用する土は、

市販の野菜用培養土であれば問題なく育てることができます。

 

ただ、市販の野菜用培養土で「キュウリ」を育てる場合は

鉢底土を敷いてから野菜用培養土を入れるという手間がかかり、

野菜用培養土の粒子が細かいためペットボトル鉢の底穴が詰まり、

排水不良を起こしてしまいます。

 

排水不良を起こせば、当然「キュウリ」の生長にも影響が及びますので、

この排水性を考慮し、下図に示す'市販の粒状培養土'の使用をお勧めします。

ペトさい(培養土・改)03

 

'粒状培養土'は「キュウリ」の生育に必要な様々な栄養素を含んだ培養土を

(mm)ほどの大きさに加熱処理して粒状に加工されているため、

普通の培養土に比べて通気性がよく、土に新鮮な空気・水を運び込む

通り道を確保できることから余分な水を土中の老廃物と共に排水されるため

鉢底土を敷く必要がなく、直接ペットボトル鉢に入れることができます。

 

今回の栽培では、1鉢につき'粒状培養土'を2()使用するものとし、

その一部の培養土を篩にかけて細かな土を抽出して種蒔き用土として

利用しています。

ペトさい(培養土・改)04

 

また、栽培を進めていく過程で、「キュウリ」の葉の色が変色するなどの

生育不良を起こした際には、下図に示す'発酵油かす'を一摘み与えて

追肥を行います。

ペトさい(有機肥料・改)01

 

さらに、「キュウリ」は実着きを良くしたり実を大きくするために土の栄養分を

吸収する中でも、実着きをよくする'リン酸'が不足します。このため、

今回の栽培では蕾を着け始めた頃から下図に示す'バッドグアノ'という

リン酸系肥料を一摘み与えて追肥を行います。

ペトさい(有機肥料・改)02

 

そして、「キュウリ」に実を着け始めた頃から普段の水やりの代わりに

'栽培用炭酸水'を週2~3回程度与え、「キュウリ」の生育を活性化させます。

ペトさい(栽培用炭酸水)

 

'栽培用炭酸水'の作り方につきましてはこちらをご参照ください。

 

 

★鉢選び★

今回育てる「キュウリ」は株が大きくなる上に根を深く張り、

土の栄養分を多く吸収する野菜です。

 

このため、今回の栽培では初めから一つの鉢で育てることはせず、

小さな鉢に種を蒔いて育苗させた後、大きめの鉢に植え付けるという

二段構えで育てることになるため、育苗時と植え付け後で使用する鉢も

それぞれに適したものを使い分ける必要があります。

 

従って、育苗時に使用する鉢は種から発芽させ苗を育てることを

目的としますので'小型ペットボトル鉢'を使います。

ペトさい(ペットボトル鉢)05

 

植え付け後に使用する鉢は株が大きくなり根を深く張り、支柱を立てても

安定した状態で育てることができ、収穫に期待が持てる'大型ペットボトル鉢'

使います。

ペトさい(ペットボトル鉢)07

 

なお、2種類のペットボトル鉢を新規で作られる方は

下記のリンクをご参照の上作ってみて下さい。

小型ペットボトル鉢の作り方】【大型ペットボトル鉢の作り方

 

 

★種蒔き作業に必要な道具★

種を蒔くときに必要な道具を下記に示しますので、各自ご用意下さい。

 

キュウリの種、小型ペットボトル鉢、移植ゴテ、

粒状培養土、種蒔き用土、霧吹き

ペトさい(フリーダム)02

 

 

★種蒔き作業手順★

ペトさい(フリーダム)03

'小型ペットボトル鉢'に「粒状培養土」を鉢の縁から3(cm)下まで入れ、

さらに、「種蒔き用土」を(mm)程度かけます。

 

※ 「種蒔き用土」をかけることで種と土を密着させ、種を発芽しやすくします。

 

ペトさい(フリーダム)04

粒状培養土を入れたら「キュウリの種」を点蒔きします。

このとき、種と種の間隔は2(cm)程度開けて蒔くようにして下さい。

 

ペトさい(フリーダム)05

キュウリの種を蒔いたら「粒状培養土」を1(cm)程度の厚さに覆土し、

「霧吹き」でたっぷりと水を吹き付けて、種蒔き作業は完了です。

 

 

★最後に★

皆さん、「キュウリ」の種を蒔くことはできたでしょうか?

 

種を蒔いた鉢は日当たりのよい場所に置いて育てるようにしましょう。

 

最後に、今回の「キュウリ」の種蒔き作業にかかった費用を

以下に示しますのでご参考ください。

◆キュウリの種蒔き作業にかかった費用◆

購入した商品

数 量

単 価

金 額

キュウリの種

1

324

324

粒状培養土(5L)

1

398

16
(200ml使用)

移植ゴテ

1

108

108

霧吹き

1

108

108

1

108

108

合計金額 

664

※ 「小型ペットボトル鉢」を新規で製作する場合は別途費用が掛かります。

次回のお話に続く

ブログ管理人 M.Ishii

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