08月 24 |
8/24 「トウモロコシ」の雌穂を摘果しました!!
|
[トウモロコシ] ブログ村キーワード:ペットボトル栽培、果菜類
本ブログをご覧頂きありがとうございます。
少しの時間だけ、ペットボトル栽培のお話にお付き合い下さい。
前回は「トウモロコシ」がさらに大きく生長する一方で、
一週間前に確認された雌穂がさらに大きくなりヒゲを着けているのに対し、
主茎の頂点にある雄穂は開花をすることなく生長が止まってしまい、
他の株への生長に影響が及ぶ恐れがあることをお伝えしました。
不幸中の幸いにして、他の株の雄穂に付いた花粉を受粉し
なんとか雌穂を大きく生長させることができたのですが、
その後の生長が凄く気になるところです。
あれから一週間が経過し栽培開始から92日目を迎えた「トウモロコシ」は
草丈の伸びが完全に止まってしまい葉の生長も見られなくなりました。
しかし、株元付近にはさらに大きくなった雌穂と
その近くに新たな雌穂が出てきていたのです。
順調に生長を続けている一方で、
株の上端部にある雄穂は全く開花する様子を見せず
生長の変化を感じることはなさそうです。
さらに一週間が経過して「トウモロコシ」の様子を見てみたところ、
草丈の伸びや葉の生長に変化は見られなかったものの、
雌穂が大きくなってきたことからそれらしい姿になってきました。
株元付近にある雌穂を見てみますと、
最初に着けた雌穂はさほど大きくならずひげが茶色く変わり、
新たに着けた雌穂は大きくなりひげを付けていました。
2つの雌穂を比べてみたところ最初に着けた雌穂のほうが細長く
後から着けた雌穂より小さいことに気付きました。
本来、最初に着けた雌穂は株の負担を抑えるために
大きくならないうちに摘果する必要があるのですが、
今回は様子見をしていた為これまで雌穂を着けた状態にしました。
しかしながら、後から着けた雌穂が大きくなっていることを踏まえると、
このタイミングで摘果しないと取り返しのつかないことになります。
よって、最初に着けた雌穂を摘果することにしましょう。
★摘果のポイント★
・最初に着けた雌穂が大きくならないうちに摘み取ること。
・摘果する際は雌穂をやさしく摘み取ること。
今回摘果した「トウモロコシ」の雌穂はヤングコーンとして利用できるため、
ちょっとした料理に使うことにしたいと思います。
とりあえず、最初に着けた雌穂を摘果した「トウモロコシ」は
後から着けた雌穂を残して育てることにしました。
これからこの雌穂が大きく生長し、
立派な「トウモロコシ」になることを期待する今日この頃です。
最後に、「トウモロコシ」の栽培データとこれからの栽培のポイントを
以下に示しますので、今後の栽培にお役立て下さい。
なお、これから「トウモロコシ」を種から育てたいと思う方は
こちらをご参照の上種を蒔いてみて下さい。
★これからの栽培のポイント★
・葉の色が悪くなってきたら、発酵油かすを一摘み与えること。
・土面が乾いてから水をたっぷりと与えること。
★水やりの注意点★
これからの水やりは、引き続いてジョウロで行うようにしましょう。
このとき、ジョウロの注ぎ口に手を添えて水の勢いを和らげながら
株の周囲に与えるようにして下さい。
ジョウロの注ぎ口に手を添えずに与えてしまいますと、
土がえぐれてしまいますのでご注意下さい。
★トウモロコシの栽培データ★
【次回のお話に続く】
ブログ管理人 M.Ishii
